モコバスGOGO!

「板戸井へGO!」
一番北の停留所『西三』を目指してモコバスに乗りました。
モコバスはいろんな場所を回るので、車移動中心の私でも新鮮に感じます。鬼怒川にかかる赤い橋「滝下橋」を渡るともうすぐ目的地。
橋を渡ってから少し進んだ頃に、左手の樹々や家の隙間からチラチラ見える向こう側の景色はなにやら広そう。ココは猿島台地の端っこ。落差15mの崖線が臨めるはずです。バスを降りて崖線側のグーッと下っている坂道を降りて行きます。何と空の広いこと!守谷の穀倉地帯が大きく広がっています。そして視界の左側に斜面林。気持ちのよい場所です。この風景は一見の価値ありと思うのです。

聞く所によると、ここで「鬼怒そば」なるソバが育てられているとか。
後日、その看板を掲げている『武双庵』さんを訪ねてみました。品種は「常陸秋そば」。この場所で育てられるのはご苦労も多いようですが、それでも地元で育てるソバにこだわり続ける理由をご主人の橋本さんに尋ねると「地元で作られたものを使いたいと思うのは自然なことでは?」と納得のお答え。
一般消費者が手にする機会が少ない地元のソバを食べられる武双庵の蕎麦は、挽きぐるみ粉を使い、香り高く野趣あふれたもの。そんなお蕎麦を食べながら、守谷を思う心に触れた気がしました。
橋本さんにモコバスからも見られるソバ畑があると聞き、訪ねてみると、綺麗な緑色の畑が広がっていました。守谷では他の地区でもソバを栽培しているそうです。モコバスから白い花畑が見えたら、それがソバです。守谷の秋の風景の一つとして覚えて下さいね。(chai)


武双庵
守谷市板戸井2195-11 TEL:0297-48-3181
(水曜日定休)11:00〜14:30,17:30〜19:30(L.O.)


「高野へのGO!」
高野(こうや)。いつも車で通過するだけだったこの地区には、一体何があるのだろう。まずは高野公民館で情報収集。「高野地区ガイドマップ」なるものを発見した。樹齢400年のかやの木やおばけ石などいろんなスポットがあるらしい。
残暑が残る9月の休日、守谷駅から「モコバスBルート」で高野へ。バスの車窓から見る普段と違う守谷の風景が新鮮だ。モコバス最南端の「向坪」で降りる。けっこうな坂を登って高台の上にある根切という地区へ。
行ってビックリ!そこには利根川の雄大な自然を望む絶景が広がっていた。この風景を毎日見られるなんて根切の人たちが羨ましい。
河川敷へ降り、利根川の堤防までテクテクと歩いて行くと、今度は「守谷飛行場」が現れる。滑走路は一面の緑。いきなりビューンと頭上を飛行機が飛ぶ。

草だらけの大野川沿いをテクテクと北上、別のルートで集落の方へ戻り、バス通りに出た。
「高野小学校前バス停」付近まで来ると、そこには今では珍しい「火の見櫓」があ〜るではないですか!車で何度も通っていたけど気づかなかったな・・。古くて錆び錆びだが、なかなか味がある。(良い子のみんなは登っちゃいけないぞ!)
お、モコバスが来たみたいだな。それにしても・・あ゛〜あづ(暑)かった(shino589)